オンラインカジノ？これってネズミ講？ネットビジネス？怪しいなと思ったら読むべき！！〜どういう仕組みで儲かってるの？ハマっている友人を助けるにはどうすればいい？〜

　最近ネットビジネスだったり、特に「オンラインカジノ」と題した勧誘が僕の周りで、4〜5件ほどと増えたきたので、ここで一度ダメと分かっていながらも、ネズミ講やマルチ商法・ネットビジネスは違法なのか？本当に儲かるのか？を記事にまとめました。

目次だけでも理解できるようになってますので、まずは目次だけでも目を通してみてください。儲からない訳ではないので、僕は止めませんが、これがリアルだけどそれでもやる？という選択肢の１つだという気持ちで見てください。

※「オンラインカジノ」は最近の誘い文句で多いからです。ネズミ講系は、最近のトレンドを取り入れる（仮想通貨やFXなど）ことで、興味・関心を惹きます。題目は違えどやっていることは、基本的に変わらないので、この基礎さえ知っていればある程度の事象に当てはめることができるかと思います。オンラインカジノは普通のカジノと同じでただのギャンブルです。「絶対儲かる」以外は娯楽としてやる分には良いんじゃないでしょうか。コロナですし。

ネズミ講とマルチ商法とネットビジネス

３つの共通認識

友人や家族を紹介して、その成果報酬をもらうもの

ネズミ講

入会金など目に見えないものでお金を回収していくものです。これは無限連鎖防止法により、禁止されています。ネズミ講だけ犯罪になるので、これだけはいかなる理由があってもやめてください。

マルチ商法・ネットビジネス

アムウェイなどが代表的ですが、水や洗剤など商品を買い取って、それを売るなどして、紹介手数料などでマージンをもらうものです。購入者を探したり、新たな販売員を見つけて売ってもらい、その手数料をもらう仕組みです。自分が勧誘した人が売ってくれれば、働かなくても収入があります。

友人に訳のわからん物を売りつけて、信頼関係を壊していくよりは、メルカリなどのセドリや転売が良いかと思います。

どれくらいの人が儲かっているの？

横浜計算センターがネットワークビジネスを行なっている21社に参加した合計200万人以上を集計し、一月あたりの手数料実績を調べたデータがあります。

参加者の94.69%が0円。つまり報酬を受け取れていない。1万円以上受け取っている人は2.97%

この数字を出すと、「休眠会員だから」とか「努力が足りない」「働きたい時に働けるのがウチのよさ」と言うが、多くの人が金儲けのためにわざわざセミナーに参加しているのに、94%も無収入なんてありえるのか。流石に苦しい言い訳ですね。

実際は、94%の人が「売ろうとしたのに売れなかった」のである。

10万円、20万円月にもらう人の割合は、0.24%しかいない。

「月収100万円も夢ではない」と言われるが、実際の統計では、0.04%しかいない。1万人に4人、つまり運営者が月収100万円の位置に当たることになる。

※ここで留意していただきたいのは、統計に協力してくれるような真っ当なネットワークビジネスでこの現状だということ。実際はもっと酷いことは容易に想像できる。

経済的にも時間的にも解放されるの？

1人が4人に勧誘すると、たった12回目で1億人を突破してしまうため、いつかは「法律に詳しい人」に行き当たってしまうモロさがあるため、いつかは終わるビジネスモデルです。

ネットワークビジネスの大半は１〜5年が寿命と言われています。法的にアウトになってしまったり、勧誘できる人がいなくなり自然消滅するなど、様々です。

　潰れたらまた新しい組織に加入するなど、数年ごとに営業かけ続けなくてはいけない、経済的にも時間的にも、常に追われることになります。その度にドンドン友人関係を壊していき、ネットワークビジネス友達だけにしていくことが彼らの狙いです。止める人がおらず、戻る場所もない人物は彼らに取って最高のカモだからです。

この話が出たらマインドコントロールだと思え！！

今の主流は「ポジティブシンキング」

セミナーでは、かつての自分が全く「ダメ」であったことを強調し、いかに自分が「ポジティブシンキング」に出会い「何か」にチャレンジして「生まれ変わった」のかを説明する。

「ダメ」だった自分は、まだ「ポジティブシンキング」を実践していない初参加のセミナー受講生。

また話者よりは大抵の人は「マシ」に見える（ように作られている話）なので、「話している人より幾分マシな自分なら、もっと成功できるかも」といった根拠のない期待と自信を持たせるのが主流です。

感情を揺さぶる「他者紹介」「自分のダメなところの告白」

集団カウンセリングやアイスブレイクなどでやったことあるな！と個人的には感じるのですが、話しやすくなる王道のツールです。その話をみんなで褒めあったりすることで、「信頼できる」と思わせることで、怪しいと思っていたビジネスへの参加へと導きます。

「夢」「目標」を語る

この時間になると、突然会場全体が明るくなります。カーテンを開けたり、明るいライト、アロマを焚くなど、「開放感」を演出します。

「プロ参加者」と呼ばれる、話を誘導するサクラが、率先して話題を引っ張っていきます。「お金持ちになりたい！家を買いたい！」など。

しかしここで厄介なのが、この「夢」や「目標」はこのセミナーで初めて作られたものが参加者の大半なのに、あたかも「自分の中にずっとあったもの」と思わせるのが彼らの技です。

マインドコントロールされている友人に出会った時の対処法

静かに見守る

SNSの発達により、最近のネットワークビジネスは1年位で終わるので、正気に戻ったときに戻る場所を提供しましょう。ここで、「お前騙されてるよ！もう縁を切る！」など対立関係になってしまっては、帰る場所がなくなり、またネットワークビジネスの人脈に頼ってしまうことになります。本当に大事な人なら一旦は静かに見守り、帰る場所を作りましょう。下手にマインドコントロールを解除しようとすると、相手側が上手なので、助けたいのにより沼にハマってしまうことが多いので、素人は大人しく見守りましょう。

静かに見守れる状況じゃない！私にも被害が出てるよ！

このレベルになると、消費者庁の「特定商取引法の申出制度」を利用し、その組織を調査してもらいましょう。本人がその団体と直接関係がなくとも、調べてくれます。

足を洗った後

「洗脳された人はまた洗脳しやすい」とあるように、しっかりと運営側が把握してます。会社がなくなり、マインドコントロールから解除されたとしても安心できません。5人、10人から勧誘されることで、

「あれ？やっぱり間違ってなかったのかな？」と思い始め、ハマることがよくあります。

　洗脳が終わった後もしっかり対話することを意識していかなくてはなりません。

マインドコントロールの影響力は想像を遥かに超えるほど強力です！

「こんなの詐欺じゃん！まぁ、人生経験として行くか！」

と軽いノリで行かないでください。相手はプロです。ここまで分かっていても、マインドコントロールされることは重々にしてあるので、「行かない、話を聞かない」のが鉄則です。どれだけ親しい友人でも、どんな理由をつけてもいいのでしっかりと断りましょう！

本日の記事は以上になります。それでは又又六！！

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