「ユダヤ人は金儲けがうまい」
という定説は世界中の多くの国で知れ渡っています。このお金を呼び寄せているカラクリが、「タルムード」という子供向けの童話の中に散りばめられているのです。お子さんをお持ちの方も、俺も金持ちになりたい!と欲に塗れた方も、感銘受けること間違いなし!
過去の書籍シリーズ
ブスのマーケティング戦略〜ブスマインドチェンジ編〜
ロバート・アイガー〜テレビ局の雑用からディズニーCEOになった男〜
ネズミ講?ネットビジネス?怪しいなと思ったら読むべき!!〜どういう仕組みで儲かってるの?ハマっている友人を助けるにはどうすればいい?〜
ナポレオンとニシンの話
ナポレオンがヨーロッパを征服したときに、各国に褒美のリクエストを聞きました。
ワイン畑とワイン工場がいいな
麦畑とビール工場がいいな
小麦畑とパスタ工場がいいな
ところがユダヤ人は
ニシンを2匹だけでいいです
その願いはすぐ叶えられ、褒美が渡された。他国は
ナポレオン様がせっかく褒美をくれるのに馬鹿なんじゃないの?
と馬鹿にされた。
しかし、その後ナポレオンはすぐに没落して、願いが叶ったのはユダヤだけだった。他国は用意できずに、何ももらえなかった。
小さな儲けに止めよ
権力は移り行くもの。お金は日々の糧を得て獲得していくものであり、一攫千金を狙ってはいけない。
今の会社の上司や部活の先輩に評価されることに重きを置きすぎると、大変危険であるという教えです。全く評価されないのも問題なので、ニシンに代表されるような、他人に馬鹿にされても着実に手に入る日々の糧が一番大事なのです。
金の冠を被った雀
ソロモン王がある日鷹に乗って散歩していると落ちそうになり、それをスズメが助けたことで、褒美をもらうことになった。
「一生水に困らない池」や「食べてもなくならない葡萄畑」など様々な案が出た中、
王様と同じ冠が欲しい!!
と言う意見にまとまった。
その結果、今まで狩の標的にされなかった雀が、冠で目立つことで撃ち落とされるようになり、数が激減した。すぐに冠を返し、元の平和が訪れた。
財産を見せびらかすと身を滅ぼす
弱者が財産を見せびらかすと、強者に狙われる。どれだけ儲かっても、弱者のように振る舞い、コツコツと何世代にも渡って財産を蓄えなくてはならない。
現代で言えば、ブランド物をたいした金持ちでもないのに身につけることは危険であるということです。金持ちアピールは一生貧乏人への道に一歩近づいていくようなものであると認識しておきましょう。
悪魔と助産婦
ある日子猫を助けた貧しい助産婦に、子猫が
ある日助産を依頼する金持ちが現れ、お礼に大金を渡そうとするが決して受け取ってはならない。それは悪魔であるからだ。いつももらっている報酬額分だけもらいなさい。
数カ月後、助産婦の所に身なりのしっかりとした男性が訪ねてきた。急いで駆けつけると、町1番の豪邸だった。無事出産が終わると、
お礼としては少ないかもしれませんが
と今までに見たことないほどの大量の金貨を差し出してきた。助産婦は子猫の言葉を思い出し、
これは受け取れません。通常通り1金貨だけで結構です。
断ったものの、しつこく渡してくるので受け取った。その後も立て続けに富裕層の助産を請け負い、報酬も多くもらった。
すると、貧しい家庭の助産を断るようになり、その助産婦の周りからは昔からの友人も、富裕層の依頼もなくなり、生涯孤独となった。
金儲けに走るな
金儲けに目が眩むと道を踏み外す戒めです。今回の場合は、偶然の幸運で勘違いしてしまい、結果多くのものを失った人のお話です。これは誰しもが起こりうる話かもしれません。例えば宝くじに当たったり、業績が評価されたり。これは、日々の積み重ねの結果の幸運だったかもしれないのに、積み重ねていた部分、この話では1金貨で助産の仕事をしていたことを放棄したことが不幸の始まりになりました。
例え自分が成功したとしても、どんな人にも差別なく、ビジネスは行わなくてはならない。大切な教えでした。
難破船の3人の乗客
難破船がある無人島に漂流した。1人は島に上陸して迷子になるのが嫌で、船に乗ったまま。1人は船の見える位置で水や食べ物を得た。もう一人は島にいいものがあるかもしれないと思い、船のことは考えずに奥地まで行った。
船に残ったものは餓死し、奥地までいったものは帰れず、たらふく島のものは食べれたが、帰れなかった。船の近くで活動していたもののみ無事国に帰ることができた。
最小リスクの最小効果
ユダヤ教で大事にされている、小さな儲けの積み重ねのお話です。大きな利益を奇跡で当てることより、小さな儲けを最小リスクで狙っていくことが大事であるということです。確かに、
あの時宝くじに当たったおかげで、事業を起こし、成功することができました
なんて人世界中でも見たことないですよね。
2人の乞食
中世のフランスで乞食のユダヤ人がいました。1人は風呂敷に十字架を、1人はダビデの星を置いていました。
フランスはキリスト教が多数派なので、十字架の方にお金が集まります。そのお金をダビデの星の風呂敷に全て流します。あるとき
私はキリスト教徒だが、なぜダビデの星の方が金貨が多いのか。ダビデの星に負けない金貨をこちらに置こう
と1ヶ月かかったお金をポンと出してくれた。この競争心理を利用して、二人は事業のお金をためて金持ちになった。
人とお金を作る仕組みを作る
適正な競争でなく、どうすればお金が集まるか考える。今は情報がお金になる時代なので、情報がいかにして集まるか考えよ。Google、amazon全て無料で提供しながら、情報を得て莫大なお金を稼いでいる。
鶏の卵の運び方
子供に「鶏小屋から卵を運んできて」とお願いした。すると子供は両手いっぱいに卵を持ってきた。
どうして両手にいっぱいの卵を持ってきたの?
だって1回ですむから
1回で済んでも、もし途中でこけて卵が全部割れたらどうするの?
と言うと、次の日子供は2回に分けて卵を運びました。
リスク分散
投資の世界ではあまりにも有名すぎる話でありますが、「卵を1つのカゴに盛るな」のお話です。株でも、収入も、人間関係も1つに依存せずに、分散して1つがコケても大きな損害にならない環境づくりが必要です。
メロディを買った青年
ある裕福な娘の婿に、結婚式の道具を市場で買うためのお金を与えた。市場に行く途中で、美しいメロディを聴いた。その青年は、
そのメロディを教えてください
100金貨で教えてあげるよ
と言われ、そのメロディを教えてもらった。市場で買い物が終わった帰りに、またあの少年が今度は違う美しいメロディを奏でていた。
その曲も教えてください。でも100金貨はないので、市場で買った全てのものを差し上げます
そう言って、家で娘のお父さんに「どんなものを買ってきたのか?」と聞かれ、
美しいメロディを買うためにお金は使ってしまい、ものは手元に何もありません
と答えると、
それでこそ娘の結婚相手に相応しい
と褒めた。
形のないものに目を向ける
日本人的な感覚では怒られて当然だろう!みたいな気持ちになってしまうお話です。日本人は物的主義的な側面が強く、芸術など目に見えないものにあまりお金をかけないと言われています。日本が誇るアニメですらも、低賃金でブラックと言われています。今は特に、情報など目に見えないものに価値がある時代です。日本人は今こそ、「知的価値は物的価値に勝る。」この考えの視点が必要なんではないでしょうか。
本日は以上になります。面白いと感じた方は、シェア&コメントお待ちしてます。それでは又又六!!
公式アカウント
公式LINEアカウントもあります。お得な情報やこのブログに対する意見などどしどしお寄せください!!
コメント