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toeic195、センター90点だった僕の0円留学物語④〜男6人の夜の街編〜

0円留学

 同じドミトリーに宿泊していた日本人の一人が、週末に日本に帰るということで、最後に飲みに行こうということになった。すると、メンバーの1人が、

「セブ島にマンゴーストリートっていう楽園があるらしいんですけど、そこで男になりましょう♪」

と誘われ、当時大学1年だった私は、お世話になった先輩を見送る気持ちより、とうとう大人の世界を垣間見ることができるのかという方向にワクワクし、お供することにした。

前回までのお話はこちら

0円留学①〜英語力がないって、やばいこと?海外なんかに行きたくない編〜

0円留学② 〜フィリピンは危険な国?語学学校の様子編〜 

0円留学③〜現地の人との交流編〜

 タクシーで2つに別れ、僕のタクシーには同じ学年の子A君と27歳の青年B君の3人でタクシーに乗り込んだ。以下タクシーでの会話

僕“Go to Mango street”

運“hahahahahaha! Filipina is good?“

我々“Of course!!”  

 テンションマックスだったことは記憶している(笑)すると、一緒に乗っていたB君が

B「俺、27年間女性と関わりのない生活をしてきたから、何か不安やわ。」

僕「何言ってるんでっすか!最年長ですからトラブル起きた時は先頭に立ってくださいよ。」

B「もちろん守るけど、、、まあ、楽しもうか!」

 どうか雰囲気だけ壊さないでくれ、だいたい志願して来てるんだから弱気にならないで!と思いながらあのマンゴーストリートに到着し、ほかの3人と合流した。

  1. 6人で乗り込むも惨敗。その後の意外な展開
  2. 乱れだす団結。進んでいく僕の心

1.6人で乗り込むも惨敗。その後の意外な展開

 刺激的なお店が沢山並んでいた。水着姿をガラス越し晒し勧誘するスタイル、オーソドックスなフィリピンパブ、中には男性客は外国人しかいないクラブなどなど。。。。

 僕ら、いや少なくとも僕は日本の風俗にも行ったことがなく、見るだけでお腹いっぱいだった。それはどうも僕だけでないらしく、他の3年や4年の先輩方も「お前から入れよ」が永延に続き、2時間店の前で立ち止まるものの通りすぎるをやり続けていた。

 そして、ちょうどタクシー乗り場付近にテラスの様なテーブルと椅子があり、10人席ほどのところで座り、何も〜入れんかったな、いやもう疲れたわwなんて会話をしていたその時だった。突然ある女性の集団が、

“Where are you from?”

僕らは顔を見合わせた。風俗の勧誘か?まあ、とりあえず騙されてみよう(?)と思い、僕が

“Japan!!”

と答えるとそこから女性陣もテーブルにつき、会話をすることになった。僕とよく話した女性をCさんとしよう。以下イチろく訳

C「何しに来たの?疲れてるみたいだけどw」

僕「ここらへんぐるぐる歩き回ってたら疲れたw」

C「お店に入らなかったの?」

僕「勇気がなくて。。。」

C「wwwwwwwwウケるわwよかったじゃん、私たちと話せてwみんな若いの?」

僕「1人以外は大学生だよ!」

C「え!私たちも大学生だよ!」

僕「(日本人に向けて)この子たちも大学生らしいよ!」

A「らしいね!風俗嬢かと思ってたわw」

 来てまだ1週間ちょっとだけど、思い描いてた様に現地の人とどんどん話せてるな!すごい感激していた。すると突然Bが、

2.乱れだす団結。進んでいく僕の心

B「あの、僕こういう所苦手なんで先帰ります。。。」

え?(゚∇゚日本陣勢が「え、嘘やろ?」みたいな空気感を感じ取ってか、B君の近くにいた女の子が気分を損ねてしまったのか不安な表情を思い浮かべていたので、

“On Business.”

とメンバーがフォローし、一先ずはその場を沈めた。と思いきや、1組やたらとイチャイチャしだした。ズルイ!そしてクラブに行く様だ。それをマジマジ見ていたことにCさんも気づいた様で、

C「あそこ仲いいねw」

 よし、ここは男になろう!失敗してももう二度とこの子には会わない!と腹を括り、勇気を振り絞り、

僕”Shall we dance?”

 僕たちもクラブに行こうと誘ってみた、すると

C“OK.Let’s go!”

 誘えたよ、他所の土地で他所の言葉で誘えたよ、お母さん。僕グローバル人材になりました。と喜びに浸りながら、クラブの方向へと向かうと、Cさんが腕を引っ張り

C“No, hotel!”

 えええええええええええええええ!?いや、え?。僕は驚きすぎて、そして展開が読めないまま、腕を引っ張られるままにタクシーに乗った。

 僕は、この時思った。あ、誘拐された。。。完全トラップだったわ。ホテルなんか怪しさしかないやん。。。母ちゃんごめん、馬鹿な息子で。これが最後の外の景色か。と感傷に浸っていると、Cさんは完全にモードに入っており、

C「いい筋肉だねw」

僕「大学にあるジムで鍛えてるから」

C「ふふふ」

 もう、僕は騙されていると思いながらもガマンの限界を向けました。Cさんの肩を抱き寄せると、あれ?フィリピン人のこの脇に収まるジャストフィットの肩幅何?こんなに華奢なの??完全にそこで僕の理性は崩壊してしまい、気づけば熱い口づけを車内で繰り広げてしまいました笑

 そうこうしているうちに、目的地のホテルに着いたらしく、本当に休憩所みたいな所だった。受付に行くと、受付対応は完全ラブホ仕様の雑な感じで、3パターンくらい部屋のグレードがあることを説明された。安いこともあったが、少しカッコつけて、2クラスの部屋を指差すと、Cさんが、

C「学生なんだからお金ないでしょ?一番安いのでいいよ」

 フィリピン人に安いものを勧められたことがない、この1週間で一番の驚きだった。フィリピンで大学生だから、富裕層なのか?ぜんぜん媚びてこないことに驚いた。

 そして夜の異文化交流がゆっくりと繰り広げられましたとさ。

それでは又又六!

コメント

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