英語が話せるようになりたい!と思う人は多くいると思いますが、実生活での必要性がなく、特に社会人だと「やった気」で終わってしまうことも多いのではないでしょうか?
英語を話す必要性がある国に行けば話せるようになるんじゃないのか?
みなさん、一度はこう思ったことがあるはずです。僕もその一人で、やって確かめてみるしかない!実際にやってみた検証ブログとして捉えていただければと思います。
僕の前提条件
まず前提条件として、長期留学経験なし、海外居住歴なし、今回の渡航の目的は仕事です。オフィスに日本人は僕1人です。仕事としてパフォーマンスを上げる必要性もあるため、本当に英語ができないとリストラされるくらい必要性のある環境です。
気になる英語力ですが、現在はTOEIC約700点ですが、大学入学当初195点と、とても目を当てられないぐらいのレベルでした。それは以前のブログ記事(初期のため色々不備ありますが・・・)そちらから確認ください。
0円留学①〜英語力がないって、やばいこと?海外なんかに行きたくない編〜
0円留学② 〜フィリピンは危険な国?語学学校の様子編〜
0円留学③〜現地の人との交流編〜
0円留学④〜男6人の夜の街編〜
結論3ヶ月では無理でした
先に結論を述べましたが、いくら英語が必要な環境に移ったからと言って、3ヶ月でペラペラになるのは無理です。リスニングだって、急激に聞こえるようになることもありません。では、3ヶ月思うように英語力が伸びなかった原因を自己分析してみましょう。
行ったらなんとかなると過信し過ぎていた
海外旅行に行く経験をすると、行ってしまえばなんとかなると変な自信がつくかと思います。僕もその一人で、大学時代に30カ国旅してましたし、トラブル対応だって英語でできる自信がありました。
その過信の1番の欠陥は、目の前で起きていることしか話せないということです。お店、ホテル、旅行先など目の前で起きていることは正直どんな状況で困っているのか、何が欲しいのか相手も分かる場面が多かったです。
しかし、仕事となると事後・事前報告、仮定の話、提案など、僕と話し相手が同じ空間にいないものの状況説明をしなければなりません。これが非常に難しい。目の前で起こっていることじゃないからこそ、言葉だけでどんな状況なのかを説明しないといけません。自分の言いたいことはできても、会話のキャッチボールをしていく内に相手の想定も
日本人と日本語でやりとりしていても
この人と全然話噛み合わないな〜
と思う場面が多くあるかと思いますが、それが言語が違うと、自分が聞いていることに対して回答がずれている時、「自分の伝え方が悪いのか」まで考える必要があり、それが自信を喪失する悪循環となっています。
相槌にバライティがないから盛り上がらない
話を聞くのが上手い人の元に多くの人が集まると言われる様に、話すことよりも話を盛り上げるのもかなり重要です。日本語でも
そうなんですね。へぇ〜そうなんですね。そうなんですね。
と聞くよりも
え!本当ですか?それどこで聞いた話ですか?え、あの人とも交友関係あるんですか!顔広いですね!一生部長に着いていきますわ!
後者の人間の方がまた声を掛けようと思われるわけですよね。僕だったら絶対後者にもう一回声かけようと思います。
ただ、英語だと知っている語彙も少ないし、学生時代に勉強していた時から
同じ意味なら、別の表現の単語なんか使い分けもよく分からないし、覚えるのめんどくさいな〜
と思っていましたが、大人になってインドに来て、同じ意味の言葉をさまざまな言い方で表現することが知的で、話を広げることに一役買っていることに気がつきました。
1文が単純、短い
先ほどの報告は簡潔に話すことが求められますが、
私昨日お客さんのところ行った。私はとてもいい人だと感じた。私はこの人だったら契約取れると思います。だから私またこのお客さん訪問します。
このように何度も「I」を挟んでしまうんですよ。「and」はどこまで主語省略できるの?接続詞の繋げ方分からないし、間違った使い方するぐらいなら、短文で区切った方が楽だし。
例えば日本で外国人従業員がこんな報告されたら、
何の契約?とかツッコミどころ多いけど、どうせ伝わらないだろうな、質問するのやめとこう
これって話すしてるけど、コミュニケーションに支障がでていますよね。でも実際、駐在員の方だとこの位のレベルで何か国も駐在やっている方とかいるんですよ。
言いたいことは言えてる、伝わってるまでで良しとするのか、本当のコミュニケーションをとれる様にするのか、誰だって後者になりたいけど、どうやって??というのが難しいんです。
感じられる成長
ここまでネガティブなことを書きましたが、逆に感じられる成長点を書き記したいと思います。
リスニング力というよりも推測できる様になった
仕事のやり取りも英語だと何の話してるか分からない場面も多かったですが、毎日聴いてると、単語の意味はわからないものも、3ヶ月もいると
なんとなくこの人はこの話をするな
このタイミングではこれに関する話だろう
とか、状況判断で推測できるようになったのが大きいです。状況判断さえできれば、あとは自分と他者で認識に差異がないかを確認取れれば会話は成立します。もちろん仕事や契約で重要なことは、メールなどで文書にとして残すのは日本でも普通に行うことなので、文書に残す習慣をつけておくことはいいかと思います。(会話の全て文書にしろと言われたら、誰でも嫌がりますが)
この弱点は、初対面の人や初めて行くお店などはまだその推測が不十分なところも多く、まだまだダメだなと思う点でもあります。
瞬発力
来た当初は、
まず日本語で文章を組み立てて〜
とやっていたのですが、これだと会話は間に合わないんですよ。3人、4人と複数人で話してみたら、母国語だけで話している時には気づかなかった
会話ってこんなにコロコロ話題変わるものだっけ?
と準備したものも使わず終いで次のトピックに移行していることはよくあります。毎回文章を組み立てていたら「会話」は間に合いません。
じゃあ、どないすればええねん!
何も考えずに出てくるワード、センテンス数を増やすしかないんですよ。その第一歩が「オウム返し」と「真似る」です。なんなら口調まで真似るぐらいの勢いでやってます。
今後の展望
今回は「海外に行けば英語が話せる!」は違ったと言うことがわかりました。この仮説が違うなら何をすればいいか?と次のステップに進めただけでも大きな進歩であったと感じています。個人レッスンに行くなり、語学留学に行くなり、まだまだやれることはあるはず!
英語がペラペラに話せるその日まで、私も今日も試行錯誤を行なっていきます!もし、読者の中に同じ悩みや、いい解決方法をお持ちの方がいましたら、コメントにて教えてください!それでは又又六!!
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