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行動経済学を知って、浪費を防げ!!

書籍まとめ

経済学って難しそうだし、もう聞くだけで

「もういいっす」

って感じになってしまいません?難しい用語出てくる割に、使い道ないのが経済学と言われがちですが、読んでみると、

「いや全然使えますやん!てか、めちゃくちゃやられてますわ!」

目から鱗の情報間違いなしの明日から使える行動経済学を紹介したいと思います!

参考文献↓↓

過去の書籍シリーズ

タルムード金言集 ユダヤ教の童話からお金持ちマインドを手に入れよう!

ジム・ロジャーズ「日本への警告」 日本が抱えてる問題の本質が分かる!!

反日種族主義 反日の生みの親李承晩とはどう言う人物

M〜愛すべき人がいて〜 浜崎あゆみの半生を綴った、ドラマにもなった話題作

かみさまは小学5年生 神と名乗る小学5年生の子はオカルトなのか?


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適正価格って??

物の高い、安いってどのような基準で決めていますか?例えば、スーパーでコーラ500mlが100円だとします。自販機で160円でもまぁ、「自販機だし」と思ってしまっていませんか?では、居酒屋で250円だったら、「まぁ居酒屋だし」と。

では、スーパーでコーラ500mlが250円だったら買いますか?高いと文句を言うでしょう。では、居酒屋でコーラが100円であったら、「安いな」と感じますか?何も感じなくないですか?

適正価格というものはマヤカシだと理解していただいた上で、少し学問的な話に入ります。

アンカリング効果

はい、何かよく分からん用語出てきました。簡単に説明すると、

身の回りにある価格を基準に物事を考えること。

 先ほども例に挙げた、コーラ。ジュース全般的に「100円くらい」というイメージがありますよね。飲み物の原価は10数円でとても安いことは有名で知っている方も多いかと思います。では、なぜ全ての飲料水が100円付近で落ち着いているのか。

飲料水は100円前後のイメージだな

これが「アンカリング効果」です。容器代・管理費・人件費含めても、50円前後と言われており、60円で売ったとしましょう。みんなこの製品に飛びつくと思いませんか?答えは、違います。

とあるアメリカの実験で(今後はここもメモしときます)

同じ中身のオレンジジュースを1ドルと50セントで置き、どちらが美味しいと感じるかを聞くと、1ドルの方が美味しく感じる。買うなら1ドルのものを希望する人が多かったが、今度は1ドルと5ドルにすると、5ドルの方が美味しく感じるものの、1ドルで十分満足と答える人が多かった。

つまり、1ドルと共通認識をもたれたものは、それより安いと「何か欠点があるはず」と思われ、高いと「特別なのだろう」という印象を与えることが言えます。

アンカー価格

知識がない場合は、初めに提示された額を基準に考えることをアンカー価格ともいう。例えば、初代iPhone。初めて片手に収まるパソコンとして誕生した物の価値は皆さんわかりません。8Gが初め599ドルで発売されました。そこで皆さん初めて、

iPhoneは6万円くらいするのか

と感じたはずです。そしてこの効果をアップルはうまく利用しました。販売から数ヶ月後、なんと399ドルに値下げされました。

めちゃくちゃお得になってるじゃん!買わなきゃ!!

今まで一部マニアのみの購入で止まっていたのが、値下げにより一気に100万台販売するまでに至りました。

これが元々399ドルで売る予定だったのに、「あえて」初めの価格を高く設定し、アンカー価格になってもらったことで、まるで200ドルも得して最新のスマホを持つ経験をさせたことになるのです。

多くの企業で、「初めて世に出る製品」は高めに設定し、話題になり始めたら、「本来の販売価格に値下げする」戦法がとられています

賢い選択できてますか?損切りの難しさ

「お得な買い物をした!」「賢い選択をした」人間誰しもそのように思いたいものですが、多くの人が損と分かっていながら、損する道を選ぶみたいです。この事例、あなたもあてはまりませんか?

 例えば、1000万円の投資が必要な研究に500万円支払ったところで、より優れた研究が300万円でできることを知った。途中の段階で300万円に切り替える方がいいが、しっかり最後まで払った方がいいなど、よく分からない理由で、全額払う人が多い。

投資したものや、愛着が湧いたものを捨てる損切りができないのです。

ここを500万まで投資してたけど、300万に切り替えて500万の損を受け入れられる人が「賢い人」であり、

あと400万まで投資したら300万と同じ効果でしょ?500万がもったいないから、このまま続けよう

600万損する道を選ぶ人が、「損する人」であるのだ。

僕たちは「合理的」なのか

仕事は早いことはいいことだとみなさん思っているのではないでしょうか。1つの仕事を60分かかる人と10分で終わる人であれば、10分で終わらせる人が「有能」と判定されてもおかしくないでしょう。

逆に自分がサービスに対してお金を払う立場ならどうでしょうか。例えば、部屋の掃除を60分で1000円の会社と、10分で1000円の会社。9割以上の人が、60分1000円を選ぶはずです。しっかり時間をかけて掃除をしてくれそうだから。では、逆に、60分1000円の会社から作業員が来て、60分かかる仕事を10分で終わらせて、颯爽と帰ったら、

めちゃくちゃクレーム入れますよね?クオリティが同じでも、手抜きした感が出てしまいます。

ここが私達が「合理的」でない点です。本来60分かかる掃除が10分で終われば、50分多く家で過ごせる時間が増えて、win-winなはずなのに、

あと50分かけてきれいにできるところもあるだろう!!

と思ってしまうのは、もしかしたら「ブラック企業思想」なのかも知れません。

物値段の比較は正しくできているのか?

価格を比較する時、私たちは正しく比較できているのでしょうか。最近はアマゾンなどで簡単に価格が比較できるようになりました。イヤホンとイヤホン、航空券と航空券の比較は正しくできていると思っている人も多いですが、

間違ってますよ!!と警鈴を鳴らします!!僕も間違ってました。

例えば、車を買うときそのお金で何回旅行に行けるかと比較しないですよね。車は旅行20回分よりも価値があるのか?タクシー何回乗れるのか?そもそもタクシーに乗る回数を上回るのか?

ここまで考えて、それよりもメリットがあるようであれば、「正しく判断して購入することができた」と言うことができます。

本日は以上になります。少しでも行動経済学について興味を持っていただければ、幸いです!それでは又又六!!

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