僕が投資を本格的に始めたのは、1年前です。大学で会計を専攻していながら、はっきり申し上げると失敗ばかりでした。。。
そんな失敗ばかりの僕がその失敗の原因を分析し、今後試行錯誤しながら資産運用を進める金融育成系ブログです。皆さんの知恵を貸してください。
金融リテラシー0だからこその弱者戦略なので、資産をすでに多く持っている人、金融の嗅覚がいい人にはこの戦略は参考にならないかも知れません。
でもこれから始める人、始めたものの僕と一緒で躓いている人には間違いなく有益な情報になっています!!
ここまで戦略を勧めておきながら、失敗したらどうすんねん!!とか、どうなるか見て始めたい!!と考える方も多いかと思いますので、
「じゃあ僕がこの給付でもらった10万円がどうなるか配信してやろうじゃないか。」
と一念発起し、日本経済を回すべく、給付される10万円全てを株式市場に持っていこうと思います。まさに身を削った企画となっています。欲しいものがある中、苦渋の決断です。応援してください。。。
今回は、そもそも投資するに至っての初級中の初級のまとめなので、知っている人は第2弾からの実際の運営からご覧ください。
株と投資信託の違いについて
株は1つの企業に投資することというイメージを持つことはできると思いますが、投資信託って何やねん?プロが運用してると聞くけど、どういうこと?日経平均と連動って?分かりやすく説明すると
日経にある株を全部買う!!
全部買えば、平均に連動することになりますよね。それに配当金を重ねれば平均より少々上になるということです。では投資信託で資産を増やすことができるのか、考察していきましょう。
投資信託に任せていれば安心?
よく巷で「投資信託はプロが運用してるから安心です」とか「日経平均と連動してますから」とありますが、その言葉だけを信じては危険だと思います。あたかも「安心して資産が増えますよ」と聞こえるからです。ただ日経変動に合わせるだけなら日経株を全部買うだけなのに手数料取るんですよ?素人でもできますよ(笑)日経平均の推移を見て説明したいと思います。
「震災あったり、リーマンショックとか色々あったし、上がったり下がったりするわな」
こう思ったでしょう。それではアメリカの株価変動を見てみましょう。
右肩上がりですよね。日本の1991年1月4日とアメリカの同じ日にちの平均比較は、
- 日本:24,069.18円
- アメリカ:377ドル
次に2020年コロナウイルスで経済が落ち込んだ今比較は
- 日本:20,179.09円
- アメリカ:8979.66ドル
この約30年で、日本市場は-17%であるのに対し、アメリカは2,380%上昇、23.8倍になりました。このグラフを見て、言えるのは
日経平均に連動しているだけでは資産は増えません!!
僕が1年間投資信託して、分析しているときに気が付きました。日経の投資信託だけでは資産は増えない。。。これが日本の個人資産家の82%はマイナス運用になっている原因かも知れません。
投資信託でも、アメリカなど右肩上がりの成長をしている市場に連動したものか、国内がどうしてもいいという方は、伸びると感じる産業に連動した投資信託にしたほうが良いと思います。
以上のことを踏まえて(?)今回給付される10万円は、国内の経済を回し且儲かることを目標にしているので全て株に注ぎ込みます。
※ここまで投資信託を否定してますが、僕が現在投資している8%は国内投資信託ですよ。初心者には手が付きやすし、日本経済が上向くことを少なからず応援しているので。。。
複利は人類における最大の発明だbyアインシュタイン
投資をする上で一度は耳にしたことがある、「複利」。これをアインシュタインは相対性理論よりももっと若いときに早く気付けば良かった!と後悔していると言われているものです。
簡単に説明すると、
投資します→配当金もらいます→そのお金を投資します→利益が利益を生む
この状態を複利の運用と言います。でもあんまりピンと来ていない方もいると思うので、複利を運用すればいつ元本(投資した額)に辿り着けるか(2倍になるか)を計算式で求めてみましょう。
有名なものに「72の法則」というものがあります。
72÷利回り率=その株価を回収できる年
例えば利回り率が5%だったら、
72÷5=14.4
約14年程で投資した額が回収できる計算になります。
利回り率って何?
利回り率5%ってどうやって計算すんねん!!とことで計算式を下で紹介します。
利回り率の計算式は
- キャピタルゲイン(売買差益)=(現在の株価ー取得した時の株価)×株数
- 年間の利益=キャピタルゲイン(売買差益)+インカムゲイン(配当金)
- 利回り=年間の利益÷購入価格×100
具体的な数字を入れて計算してみましょう。いま「あつ森」で絶好調の任天堂(7974)を例に計算してみます。
現在(5/8現在)の株価は44,300円、取得株価は41,610円、配当金は1,090円、購入株数は1株です。
これを例に取ります。
- キャピタルゲイン=(44,300-41,610)×1=2,690
- 年間の利益=2,690+1,090=3,780
- 利回り率=3,780÷41610×100=約9%
- 72÷9=8
任天堂の株価を8年くらいで回収できる計算になります。もちろん値段の上下はしますから、これはあくまで参考値です。おおよそ利回り率が4-5%を狙うといいと言われています。
「俺は9%いや、10%株を狙い撃ちで行くぜ!」
これが一番危ない思考です。株の原則として
「自分がよく利用する企業・応援したい企業・成長が見込める企業」
このブログでも以前紹介した投資の神様ウォーレン・パフェット氏も自分の知っている企業のみにしか投資しないと言われてるくらい、数字だけを追い求めるのは危険です。
株を買う際に参考にする指数
次のステップでは、
「買いたい企業をいくつか見つけました。この比較はどうするの?」
と言うところです。僕が比較するときに参考にしている主な指数5つは
- PER ・・・何年で買収価格を回収できるか
- PBR・・・会社が倒産したときにもらえる金。1倍以下だと割安
- ROE・・・将来的な成長の見込み。8%以上、10%以上
- ROA・・・負債と考慮した指標。10%以上〜高いといい
- 自己資本比率・・・返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値
どっちも良いんだよな〜、今後の展望もどっちも良いしな〜って時に見比べます。もちろん売上高の推移やここ10年の業績推移は当たり前ですが、専門用語ではここかな?って感じです。他にも比較すべき指数はありますが、そこは好みで調整して良いかと思います。
はっきり言って、数字が100%ではないので、本当に参考にしかなりません。財務諸表からある程度の分析はできます。逆に財務諸表からわからないのは、世の中の流れです。分かりやすい例で言えば、
今年もタピオカは伸び続けるのか?次の製品が来るのか?
これは財務諸表だけでは分かりません。企業も良いように書くでしょう。数字だけではタピオカ産業は18、19年度は鰻登りでしたが、20年度は?これが数字だけを追うと危険な良い例ではないかと思います。あくまで財務諸表は過去のデータなので。ある程度のそこからの推測する能力は必要です。だからそのファンじゃないと今後の動向はわからないのです。
次回予告
今回の記事は、この記事だけでは「?」かも知れませんが、今後のシリーズの際に参考にして欲しいものを並べました。今後のシリーズで不明点が出れば、この記事に戻りながら、読んで欲しいなと思います。
次回はいよいよ株を選定していきます。一体どういう戦略で株を買っていくのか?お楽しみに!!!
それでは又又六!!
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