LGBTとの出会いはゼミ選び
僕がLGBTに興味を持ったきっかけは、友人のゼミ選びでした。第2次募集で、僕は決まっているので、なんでもいいなと思ったのですが、ヨーロッパ周遊で「スペイン語の重要性」に気づいていたこともあり、スペイン語の教師の研究室を進めました。
初めは全く興味を示しませんでした。そのゼミを調べてみると、LGBTの研究を行っているらしく、
結構今注目されてる分野だから、面白いんじゃない?
と勧めているうちに
自分もあんまり正しくLGBTを理解しているわけじゃないな
と気づき、自分で調べるようになったり、その教授の授業やLGBTの交流会に足を運ぶようになりました。
交流会の様子
彼らの話を聞いていると、僕らは日常生活はあらゆる場面で「男か女」をはっきりさせなければならない場面が多いことに驚きました。
また、「体は男だけど、心は女の子」のようなものだけでなく、そもそも男とか女とかの枠組みですらない人もいると、今まで生きてきた世界観では理解が難しい分野でもありました。
交流会では、軽食を交えながらの交流もあり、大変和気藹々としたものが多く、自分が気になることに対して、何にでも答えていただける、非常に貴重な場でもありました。そんな交流会で、連絡先を交換することも珍しくなく、これが今回のある一件の出来事が起こりました。
突然のLINE
そんな交流会で出会った方から、先日突然連絡が来ました。
元気ー?LGBTの勉強は続けてる?
コロナ禍で暇で連絡してきたのかな?と思いたわいもない会話を続け、
今度の休日食事にでも行こうよ!
と誘われました。特に予定もなかったので、快諾しました。
FTMとは?
この方はFTMといって、「生まれてきたのは女の子として生まれて、気持ちは男性で、恋愛対象は女性」と、ただのレズビアンとは違うと力説されていました。男性ホルモン注射を打っており、ヒゲも生えていれば、筋肉もしっかり、見た目は美男子って感じの方です。
今回イチろく君を呼んだのはね、他では頼めない頼み事があって来てもらったんだけど
(お金か?)と思いながら、話を聞いていると、
僕、見た目も心も男性で恋愛対象も女性だけど、性は男性で満たしているんだよね
え???
下は何もイジってないから!
えっと、、男性と行為を行う気持ちでってことですか?
違うよ!本当面白いね!女の子とする気持ちでいいよ!
待て待て待て待て!!昼間のイタリアンでやる話題じゃないって!!あんた女の子としてみられるのが嫌だったって言ってたよね!?あの交流会の言葉は嘘だったの??
安心して!イチろく君を恋愛対象として見てる訳じゃないから!
彼女さんとはそういった行為はなさらないんですか?
彼女はレズビアンじゃなくて、男性としての僕が好きでいてくれてるんだよね。すごく嬉しいことなんだけど、、、
彼らだからこそ、いや交流の場や書籍などでは決して話題に上がらない、深刻な問題を抱えていることに気がつかされました。
下はそのままな理由
僕らの狭い価値観だと、
女性という気持ちがあれば、全身女性に。男性という気持ちがあれば全身男性であることが彼らにとっては、ハッピーなんじゃないのかな?
と思ってしまいますが、ある箇所だけを残す人も多いのも事実。そこが一番のシンボルじゃないの?と思ってしまいますが、何と形を変えるだけでは、欲は完全な状態で満たせないそうです。
なので、例え心と体に距離があっても、アレは生まれた体に依存するそうです。戦を行うことができても、本能的な気持ちの方は、満たされることはないそうです。
そのため、その第2の気持ちの吐口として、それ用の割り切ったパートナーが必要なようでした。
理解してくれる人がまだまだ少ないらしいですが、理解したとしても、「じゃあ」となる話でもない、難しい話題であるなと感じました。
性の多様性の当事者になったら
性の多様性と聞くと、
ちゃんと理解しなくちゃいけないね!
という認識はあっても、もし同性に告白されたら?吐口になってほしいと言われたら?まさか、自分がその当事者になるとは思いもしませんでした。
僕はうまく対処することができませんでした。自分は関係ないし、どこか他人事だと思っていた気持ちがあったから、勉強の場はあったのに、知っていると思ったのに、大変情けないなと感じました。
完全に理解することは難しいと思いますので、まずは知ってるつもりはやめたいと猛省しました。
本日の記事は以上になります。それでは又又六!!
公式アカウント
公式LINEアカウントもあります。お得な情報やこのブログに対する意見などどしどしお寄せください!!
コメント