以前当ブログで取り扱った、打倒K-POPアイドル!世界を日本アイドルが圧巻するためには?でも取り扱ったように、日本のアイドル業界を何とか盛り上げたいと、全くの素人が画策している第2弾目になる企画です。
K-POPアイドル打倒のためにはデジタル戦略だけでなく、この日本独自のコール・MIX文化とヲタ芸を発信して行ったらいいのではないか?それならまずは、私達日本人がMIXの基礎を、興味を持つきっかけをつからなくてはならないのではないか!そんな熱い思いを胸に当記事を作成しました。
コールの種類
コール文化については親衛隊編で取り扱っておりますので、そちらをご確認ください。今回は現在のコールの有名なものを紹介したいと思います!
基本MIX
基本MIXは多くの現場で使われる、一般人にもあまりにも有名すぎるものです。代表的な英語、日本語、アイヌ語を紹介します。
英語
「(あー、よっしゃいくぞー)タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!(ファイボー!ワイパ!)ー!)」
日本語
「(あー、もういっちょいくぞー)虎(とら)!火(ひ)!人造(じんぞう)!繊維(せんい)!海女(あま)!振動(しんどう)!化繊(かせん)!(飛(とび)!除去(じょきょ)!)」
アイヌ語
「チャペ!アペ!カラ!キナ!ララ!トゥスケ!ミョーホントゥスケ!」
現代アイドルコールの教科書、虹のコンキスタドール「トライアングルドリーマー」
では実際に映像を見てみましょう。初めの20秒だけで全て使われています。このグループのこの曲にあまりにも基本的なMIXが組み込まれているので、当ブログではこの曲を中心に解説していきます。
独立型MIX
こちらは歌っていたり、応援したい子の名前を入れて叫ぶMIXになります。上の動画の順番に解説していきます。
「お前が一番 お前が一番 お前が一番 〇〇○!」
「おーれの おれの 〇〇○!」
面白いのが女性ファン⇨男性アイドルも「おれの」になるのはなんとも不思議です(笑)
空想リアリティ『ガチLOVE♡口上曲』
ガチ恋口上
水曜日のダウンタウンの企画で豆柴の大群に向かってクロちゃんが叫んでいたことで有名なガチ恋口上。虹コンでは 5:05から流れます。
「言いたいことが、あるんだよ! やっぱり◯◯◯は、かわいいよ! 好き好き大好き、やっぱ好き! やっと見つけた、お姫様 俺が生まれてきた理由 それはお前に、出会うため 俺と一緒に、人生歩もう 世界で一番、愛してる! (ア、イ、シ、テ、ル!)」
こちらでは 3:14頃からクロちゃんが口上してます。
豆柴の大群「りスタート」
MIX応用編
上のものを押さえておけば、ほぼスタンダードのものは問題ないかと思います。ここから先は、使われる機会は少ないものの、個人的に面白いと感じたものを紹介したいと思います。
パンMIX
もはや意味がわからないパンMIX。誰がなんの目的で作ったのか。これが何の派生でもないのも趣深くて好きです。 1:53からスタートします。
FES☆TIVE『OIDEMASE~極楽〜』
ビスマルク口上
ビスマルク口上は多くの現場で使われている傾向にあり、押さえておく必要性を感じます。このビスマルクはドイツ帝国の鉄血宰相のほうではありません。
シジマールもアルシンドもみんなJリーグのサッカー選手の名前です。サッカー好きな方が考えたのでしょう。
高まるよ!高まるよ!高まる低まるビスマルク!シジマール!アルシンド!カズダンス!ニーハイ!オーハイ!(👏)缶チューハイ! ウーロンハイ! ナチュラルハイ! アイ・キャン・フライ!(ジャンプ1回)
1:22くらいからコールは始まります。
田んぼの様子がおかしい口上
こちらも歌とも何にも関係のないMIX。でも頭から離れないんですよ。本当に考えた人は天才です。
用水路!コンバイン!田んぼの様子が👏おかしい!
上記の2つのMIXが入ってます。田んぼの様子がおかしい口上 1:06 ビスマルク口上 1:53
神宿『お控えなすって神宿でこざる』
林修MIX
名前だけで、何か気になりすぎるMIXです。
林修MIXは 2:22 からスタートします。まねケチャ『冗談じゃないね』です。
(ウリャ!) オイ!(ウリャ!) オイ! (ウリャ!) オイ!(ウリャ!) オイ! あー、まだいかない!
(ウリャ!) オイ!(ウリャ!) オイ! (ウリャ!) オイ!(ウリャ!) オイ!
あー、まだいかない! いついくの?今でしょ!
ヲタ芸の歴史
アリババダンス
ヲタ芸の基本の動きである音楽に合わせて左右に揺れる動きの原型を作ったと言えるのではないでしょうか。アリババダンスシーン 1:10 1:55 2:06 2:38
石野真子『アリババ』
元祖と言われるロマンティック浮かれモード(通称ロマモー)
Wikipedia上では元祖がロマンティック浮かれモードと言われています。アリババダンスより動きも大きくなり、これを起点にさまざまな現場でヲタ芸を普及させた面では間違いなくこちらの曲ではないでしょうか。本当に楽しそうで良いですね!!
藤本美貴『ロマンティック浮かれモード』
芸術と化した現在
親衛隊編でも述べた、ファンの統率を取るために使われた警棒がペンライトになり、それがヲタ芸と合体し、芸術へと昇華した瞬間です。海外でもペンライトを使ったヲタ芸は人気が高く、初期のロマモーより陰気なイメージが払拭されている点は評価に値する点ではないでしょうか。
和田光司『Butter-Fly』
もう世界進出は始まっている??
こちらは『Japn Expo Thailand 2019』の様子です。先程取り扱った「FES☆TIVE」の歌唱シーンですが、コールも振り付けも完璧なタイ人に圧倒されます。僕はこの記事を作るまで、恥ずかしながらFES☆TIVEを知りませんでした。ましてやパンMIXなど初めて聞いたのに、外国語でこんなにも流暢に口上できる外国人がたくさんいることに驚きました。
最近NiziUや日向坂46が来ているという情報はキャッチしていましたが、それはただの大手の戦術で、今はFES☆TIVEが神宿、虹のコンキスタドールが来てるんだと、僕たちは本当に熱狂されている地下アイドルを知らなすぎるのかも知れません。
本日は以上となります。それでは又又六!!
前回のお話
アイドルコール50年史① 親衛隊の歴史
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